シロアリの動物学を知って、被害を最小限にとどめるために・・・。
シロアリと普通のアリはどこが違う?
普通の羽アリとシロアリではスタイルの違いで見分けがつきます。主な特徴として普通のアリは前後の羽の大きさが違うのに対しシロアリは同じ大きさ。しかも、胴体のくびれがない「ずん胴型」です。またシロアリと普通のアリはまったく違う種類です。シロアリはどちらかというとゴキブリに近い仲間になります。
参考資料:BASFアグロ株式会社カタログより
シロアリはまさに忍者
住んでいる人に気付かれず、いつしか大きな被害をもたらすシロアリ。普段は土の中や木の中を移動するため、なかなか見つけにくく、気付いたときにはすでに土台や柱の中がスカスカということも珍しくありません。シロアリの好む環境は、気温20~26度、湿度60%くらいの場所。水を使う浴室や洗面室、トイレなどは特に注意が必要です。
参考資料:BASFアグロ株式会社カタログより
これがシロアリの生態
シロアリの世界は、王蟻と女王蟻を中心とした、いわば階級社会。このペアは生殖を行うことが主な仕事で女王蟻は1回に数千もの卵を産卵。しかも彼女の寿命は数十年ともいわれているので、一生涯には何十万個もの卵を産む計算となります。また、この王蟻と女王蟻が傷ついたり死んだりした場合に、かわって生殖を行う副王蟻と副女王蟻も存在します。通常、シロアリは卵から約2週間で孵化し、変態の過程を経て身分が分かれていきます。
職蟻(働き蟻)は、食物の採集、巣や蟻道の構築、他の階級の蟻への供餌、幼虫の世話などが役目。兵蟻は外的からコロニーを防衛する任務を持ち、頭部が異常に発達しているのが特徴です。ニンフとなったシロアリは、羽化すると羽蟻となり、巣からいっせいに飛び立ち、新しいコロニーを形成していきます。このようにして次々にシロアリのコロニーが作られ被害が拡大していきます。
参考資料:BASFアグロ株式会社カタログより





